竹書房怪談文庫TOP書籍一覧恐怖箱 加藤一、 鳥飼誠、 久田樹生、 深澤夜 恐怖箱 怪想
恐怖箱 怪想
■作品紹介
怪想――それは忘れたいのに忘れられない奇怪な体験、言うなれば脳に深く食い込んだ恐怖の爪痕、戦慄の想い出である。心に瘡蓋のごとく残るそれをそっと剥がせば、傷口はいまだ生々しく赤い血を滲ませる。それでも剥がしてしまいたくなるのはなぜなのか。それは、恐怖の傷は塞ぐより晒すほうが痛みを和らげるということを、本能的に知っているからではあるまいか。\実話怪談シリーズ「恐怖箱」の人気作家12人が集結、「怪想」をテーマにこれぞという体験談を拾い集め、一冊に織り上げた。小さく深いものから、大きく広がったものまで、嗅覚鋭い怪談ハンターたちが独自のルートで掘り起こした30の瘡蓋……ゆっくりじっくり剥がしてご覧いただきたい。\\人気作家の新ネタ階段30本!\脳髄まで震える戦慄の恐怖実話。
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