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令和に起きてる異常事態。 日常の実話怪談100―『恐怖箱 祟目百物語』あらすじ大公開!

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加藤一、神沼三平太、高田公太、ねこや堂の4人が100話を紡ぐ現代日本の恐怖夜話!

現代日本で実際に起きている異変、日常生活の中でテロのごとく遭遇してしまう怪を100話集めた実話怪談集。

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あらすじ

「ウメザワさん」

一日中、どこに行っても、誰に会っても「ウメザワさんだろ?」と確認されてしまう。自分はどう見えているのか…

「腹式」

「むかーしむかし…」という語りが夫のほうから聞こえてくる。ふざけるのはやめてと怒る妻。だが、声は夫の腹から…

「エアコン」

新品のエアコンから異音がする。修理を呼んだが、パネルを開けて確認した作業員の悲鳴に、中を覗くと…

「向かいの乗客」

電車で乗り合わせた男のボストンバッグから突き出た子供の手に似た何か。次の瞬間、男がバッグを投げてきて…

「ティッシュ」

夜中に寝ていると鼻血が出て、寝ぼけたままティッシュで拭う。翌朝ティッシュは意外なところにあり、文字が…

「頭がバンクしそう」

閉店時の銀行。警備会社からATMの前に人がいるのがカメラに映っているいると電話が。だが肉眼では何も見えず…

「一番恐い」

田圃道を車で通っていると妙にリアルな案山子が見える。動き出したので、なんだ人かと思うのだが、よく見ると…

「祝宴の盃」

質屋で手に入れた骨董の黒天目の盃。その晩、奇妙な夢を見る。花盛りの庭で人々が美味そうに酒盛りをしているのだが…

――他、なぜこんな目にと言いたい百話がぎっしり!

商品情報

著者紹介

加藤一(かとう・はじめ)

1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』『「超」怖い話』『「極」怖い話』各シリーズ、『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』(竹書房)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。

神沼三平太(かみぬま・さんぺいた)

神奈川県出身。O型。大入道。足のサイズ31.5cm。いくつかの大学の非常勤講師の傍ら怪談蒐集と執筆を行う。ロシアンブルーの猫のお父さん。コーヒー焙煎とシフォンケーキ作りが趣味。主な著作に『実話怪談 毒気草』『実話怪談 寒気草』『実話怪談 怖気草』、『恐怖箱 醜怪』他〈憂怪〉4部作(竹書房)など。

高田公太(たかだ・こうた)

青森県弘前市出身。1978年生まれ。O型。サラリーマン。性格は気さく。好きなアイドルは絵恋ちゃん。主な著作に『恐怖箱 青森乃怪』『恐怖箱 怪談恐山』(竹書房)など。

ねこや堂(ねこやどう)

九州在住。実話怪談著者発掘企画「超-1」を経て恐怖箱シリーズ参戦。現在、お猫様の下僕をしつつ細々と怪談蒐集中。B型。主な共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ(竹書房)など。

関連作品

怪読録Vol.34

【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ1話を人気怪談師が朗読します。

今回の語り手は卯ちりさん!

▶ 【怪読録Vol.34】その女性が道端に座り込んでいた奇なる理由とは――加藤一編著『恐怖箱 祟目百物語』より【怖い話朗読】

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