命式に隠された恐ろしき因果、戦慄の鑑定怪談!「算命学怪談 占い師の怖い話」あらすじまとめ大公開!
算命学の占い師が鑑定の中で遭遇した戦慄の実話を纏めた「驚異」と「恐怖」の実録怪談!
古代中国で生まれ、王家秘伝の軍略として伝承されてきた占術、算命学。
恐ろしいほどの的中率をもつその占いは、生年月日から導く命式で霊感の有無、時に寿命までわかるという。
すべての怪は宿命なのか――戦慄の鑑定怪談27話!
あらすじ
「恐怖の理由」
自殺した友人のSNSに書き込んだ追悼コメントに、死者からの返信が。『一生忘れない。お前のウラギリ』と書かれたそれは、何を意味するのか…?
「茜ちゃん」
子縁のない命式を持つ男性。再婚相手の連れ子、茜ちゃんは全柱異常干支の命式を持つ。彼女には両親を探して泣く少女の霊が視えるというのだが、その正体は?
「戦場の花嫁」
一族三代に亘って命式に「あること」が重なると家が途絶えるという。異常干支「壬午」を持つ相談者の花嫁はその不吉なリレーを完遂させる命式の持ち主で…。
「車騎星を生きた女」
父の亡骸にしがみつく土左衛門の女霊、それはかつての愛人であった。性格診断で用いる陽占の人体図で、十大主星がすべて同じという稀有な命式を持つ母は…。
「彼岸花」
自分は長く生きられないと思う…算命学の奥義である寿命計算を依頼してきた若き女性。彼女の義父と義兄の連続首吊り死と死の前に咲く赤い花の因果とは?
「お父さん、女の人が燃えてる」
部屋の隅を指さし、女の人が燃えていると泣き叫ぶ6歳の息子。だが数年後、今度はうっとりと同じ場所を見つめるようになる。やがて近所で放火事件が…。
「怨霊」
幼い兄弟の元に現れる謎の親子霊。母が不在の時に現れ遊んでくれると言うのだが、その後必ず興奮して熱を出す。やがて母の弟が失踪、親子霊と関係が…。
「静子」
姉の恋人を奪った妹。姉は妹を恨んで自殺したが、その後、姉と同じ名前の人物が身辺に現れては不幸を齎す。果たして姉の生まれ変わりなのか。命式を見ると…。
商品情報
- 書名:算命学怪談 占い師の怖い話
- 著者名:幽木武彦
- 発売日:2020/8/28 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価:本体650円+税
- ISBNコード: 9784801923850
- シリーズ:その他
著者紹介
幽木武彦 Takehiko Yuuki
占術家、怪異蒐集家。算命学、九星気学などを使い、広大なネットのあちこちに占い師として出没。朝から夜中まで占い漬けになりつつ、お客様など、怖い話と縁が深そうな語り部を発掘しては奇妙な怪談に耳を傾ける日々を送る。トラウマ的な恐怖体験は23歳の冬。ある朝起きたら難病患者になっており、24時間で全身が麻痺して絶命しそうになったこと。退院までに、怖い病院で一年半を費やすホラーな青春を送る。中の人、結城武彦が運営しているのは「結城武彦/幽木武彦公式サイト」。
怪読録Vol.41
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ1話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は牛抱せん夏さん!
▶ 【怪読録Vol.41】母の恋人についていたもの――幽木武彦『算命学怪談 占い師の怖い話』より【怖い話朗読】
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