作品紹介
役所勤め、教師、警察官、自衛隊…などなど、公務員の恐怖体験を集めた実話怪談集「恐怖箱 屍役所」(加藤一/編、竹書房怪談文庫)を原作とした安斎かなえ先生の漫画連載「屍役所~公務員が語る怖い話~」が先月よりスタート、大好評いただいております!
(記念すべき第1話はコチラ)
そして本日4/22発売の「増刊本当にあった愉快な話 激おこMAX!丸ごと投稿・体験談」にて、待望の第2話「焼臭」が掲載されます!
今回、怖い話を語る公務員は「警察官」。
その恐るべき体験とは……!?
作画の安斎先生と、原作の神沼先生よりコメントをいただきました。
安斎先生よりコメント
第2話の原作は神沼三平太先生の「焼臭」です。
かっちりした制服姿と焼けた人を頑張りましたので、読んで頂けたら嬉しいです。
普段は主に三等身キャラの漫画を描いているのですが、そのテイストを極力出さないように漫画を描くのは、
コスプレか変装をしている気分でとても楽しいです。
それにしても、警察官の制服ってバリエーション豊富なんですね〜!
神沼三平太先生よりコメント
臭い――嗅覚に関する怪談は意外なほど多い。
一番多く聞くのは、どこからともなくお線香の香りが漂ってくるというもの。
周囲に線香の香りがするような要素が何もなくても、鼻は敏感に嗅ぎつける。
そんなことがあるようだ。
読者の中にも、今日は近くで仏事でもあるのかなと、感じた経験のある方もいるかもしれない。
「焼臭」の怪異は、焼身自殺に関する怪異だ。焼身自殺にまつわる怪異には、黒焦げになった「憑き物」のようなものが絡んでいるようなものがあるように思う。
焼身自殺の後で、そこにあるはずのない黒焦げになった人体のようなものを目撃したという怪異体験を、複数取材しているからだ。「焼臭」の怪異もこの一種だ。他にも黒焦げの体で「寒い寒い」と呟き続ける怪異も聞いたことがある(※ちなみに『恐怖箱 叫怪』収録の「寒い」という話である)
直接出会いたくない怪異の一つだが、今後も取材できることを期待している。
本編をちょっとだけ公開
東山さんの本当の恐怖はこの後に……!
気になる続きは、4/22発売「増刊本当にあった愉快な話 激おこMAX!丸ごと投稿・体験談」にて!
屍役所公式Twitter
屍役所~公務員が語る怖い話~@shikabane_comic
増刊本当にあった愉快な話公式HP
増刊 本当にあったゆかいな話 – 竹書房・実話投稿 マガジンWEBサイト | ほんゆcafe
原作はこちら!
「恐怖箱 屍役所」(加藤一/編、竹書房怪談文庫)