事故のあった交差点で視たもの…【怪読録Vol.11】
大阪では、交通事故があった場所に供養の地蔵堂が建てられることがある。
事故が起きた、とある交差点。そこで頻繁に目撃されているものとは…!?
胸に刺さる冷たい怖さと切なさがじんわり同居する、悲劇の怪談!
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【怪談社×竹書房怪談文庫】でおくる新コンテンツ”怪読録”
毎月の各新刊から選んだ1話を人気怪談師の語りで配信‼
語り手は糸柳寿昭さん!
▶怪読録Vol.11—田辺青蛙著『関西怪談』より
原作を読む
著者名:田辺青蛙
発売日:2020年02月28日
定価:本体650円+税
ISBNコード:9784801921870
あらすじ
京橋の身代わり地蔵、天王寺のお化け猿、舞鶴の奇妙な神社…
大阪在住の女流ホラー作家が綴った上方の怪談奇談!
大阪在住のホラー作家・田辺青蛙が、かねてより蒐集してきた怪談の中から、関西の怪談を選りすぐってまとめた一冊。
寺で聞いた予言と思しき先祖の声、それは恐ろしい凶事の前触れだった「四天王寺の石」、
都島区の一画で本物の妖怪に遭遇か?「鵺塚の話」、
舞鶴のキャンプ場で著者自身が体験した不可思議な社の恐怖「鐘の音」、
天王寺動物園の近くで見た異形、その意外な正体…「瓦斯マスクの猿」、
劇場で起こる怪異、それは吉兆か凶兆か「道頓堀の狸」など58話収録。
その土地に棲息する魑魅魍魎はいつでも手ぐすね引いて待っている。
著者紹介
田辺青蛙 (たなべ・せいあ)
『生き屏風』で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。
著書に『魂追い』『皐月鬼』『あめだま 青蛙モノノケ語り』『モルテンおいしいです^q^』『人魚の石』など。
共著に「てのひら怪談」「恐怖通信 鳥肌ゾーン」各シリーズ、『怪しき我が家』『怪談実話 FKB饗宴』『京都怪談 神隠し』『読書で離婚を考えた』など。
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