1万人の遺体を見送った男が綴るリアルな恐怖体験談!――下駄華緒『怪談忌中録 煙仏』あらすじ公開!
〈怪談最恐位〉下駄華緒が鮮烈に怪談本デビュー!
元火葬場・葬儀屋職員、おくりびとミュージシャン・下駄華緒が綴った、本当にあった怖い話!!!
「怪談最恐戦2019」にて頂点〈怪談最恐位〉に輝いた元火葬場・葬儀屋職員の下駄華緒が満を持して怪談本デビュー!
数々の怪異譚に加え火葬場の実体験談を収録。
現場で見聞きした生々しい恐怖の数々に震える!
あらすじ
「腐敗臭」
繁華街で寝ている路上生活者から、職場で嗅ぎ馴れたにおいが漂う。声をかけるも目を開けたので生存を確認できたが、翌日に事態は急変!
「煙仏」
火葬時に煙がたくさん出る人――。たいていは体脂肪率が高い遺体に多いが、その日はなぜか小柄な老婆から大量の黒煙が…。いったい何故?
「中にいる」
遺体を焼く火葬炉の清掃中、後ろにある〈絶対に閉まってはいけない扉〉が閉まりはじめ、著者を恐怖が襲う! 超危険な職場恐怖譚!
「乗っ取り」
とある古い宿舎で寝ていると、横にいた同僚がバタバタと蠢きだした。そして見上げると――そこには侍!?
「赤い女」
バーで接客中、女性客から怪異にまつわる忠告を受ける。その後、偶然とは思えない恐怖が… 著者のバーテン時代に襲った戦慄の実体験!
「願い事」
とある有名な神社で縁結びを祈願した女性。だが、それは禁忌の祈願だった…。女性に訪れた恐ろしい代償とは…
「とある旅館」
歴史ある旅館に隠された開かずの間の噂を聞き、著者と田中俊行氏がその謎に現場で挑む! 果たしてそこにあったのは…
「最期の伝言」
自殺した男性のPCを遺族から譲り受けた著者。電源を立ち上げるとまさかのデータが…。著者の葬儀屋時代に直面した悲しくも不思議な実体験
商品情報
- 著者名:下駄華緒
- 発売日:2020/12/28 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価:本体650円+税
- ISBNコード:9784801925007
- シリーズ:怪談忌中録
著者紹介
下駄華緒 Hanao Geta
2018年、バンド「ぼくたちのいるところ。」のベーシストとしてユニバーサルミュージックよりデビュー。前職の火葬場職員、葬儀屋の経験を生かし怪談師としても全国を駆け回る。怪談最恐戦2019怪談最恐位。
怪読録Vol.60
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ怖い話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は上間月貴さん!
▶ 【怪読録Vol.60】火葬炉の中、絶対に閉まってはいけない扉が動き…下駄華緒『怪談忌中録 煙仏』より【怖い話朗読】
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