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現代アート、現代音楽的な手法と怪談の融合「オカルトロニカ2・第二回公開配信実験」絶賛配信中!

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イベントMC・オーガナイザーで、Amazonプライムビデオ・Channel恐怖の配信番組「怪談★語ルシス」ホストを務める住倉カオスさんと、DJ/ターンテーブリストで、数々の怪談企画に出演する響洋平さんからなる実験的オカルトユニット「オカルトロニカ」が、1月15日に新しい配信イベント「オカル トロニカ2・第二回公開配信実験」を、ツイキャスプレミアムにて有料配信を行った(2021年1月29日(金) 23:59 まで購入・視聴可能)。

住倉カオスさん
響洋平さん

 出演はオカルトロニカ、怪談BARスリラーナイトの語り部・村上ロックさん、怪談作家・語りなどで活動する深津さくらさん、ホラー・プロデューサーの夜住アンナさん。

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オカルトロニカとは

ステレオ・ヘッドフォン/イヤフォン等で聴取すると、まるでその場に居合わせたかのような臨場感が再現される「バイノーラル録音」を約1時間20分に及ぶ全編に生かし、おぞましく耽美的な音と映像の世界を繰り広げる。演出を務めた住倉さんは「オカルトロニカの活動はサウンド・インスタレーションと怪談のコラボをテーマにしている。これまでどこにもなかった怪談コンテンツを提示できたと自負している」と視聴を呼びかけている。

「オカルトロニカ2」の一場面

 オカルトロニカはレコード会社勤務経験があり、自身もプレイヤーとしてさまざまな楽器を演奏する住倉さんと国内外で活躍するDJ響さんが、「現代アート、現代音楽的な手法と怪談の融合を」と意気投合したのがきっかけ。2018年8月には渋谷区代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で第一回イベント「オカルトロニカ・第1回公開実験『降霊怪談』」を開催。同イベントは「霊が現れる時に生じるとされる歪み、違和感が表出することを目的に怪談を語る」がコンセプト。参加者は設置された蝋燭の不自然な揺らぎや微かな異音にも気を配り、不思議な緊張感が会場を張り巡った。

「オカルトロニカ・第1回」の様子
「オカルトロニカ2」の一場面

オカルトロニカの「ここでしかできない体験」

「オカルトロニカ2」はかねて第二回の開催を企画していた住倉さんが、新型コロナウイルス感染防止対策でステイホームの傾向が強まる中、「どうせパソコンに向き合い、イヤホンを付ける状況があるのなら、その枠の中で実験をしよう」と思い立ち制作された。

 「これまでイヤホンに100万円は使った」と言うイヤホンマニアの住倉さんは、「2」制作に入念なサウンドメイキングを施し、ロケをアンティークと時代を感じさせる造りが印象的な渋谷区のライブハウス「UNDER DEER LOUNGE」で行うなど、音と視覚の双方にユニークな趣向を凝らした。

 「2」は両耳にマイクを差し込んだ聞き手・夜住さんの周りを語り手たちが動き、視聴者は夜住さんの追体験ができる。フェティッシュなショットを捉えるカメラワークも見もので、デビッド・リンチやニューヨークの映像作家を彷彿とさせる場面が目を引く。

 村上さん、深津さんらの特徴的な語りが後ろ、左右を行き来し、随所でインサートされるさまざまな映像がよりイメージと空間を広げる。

「オカルトロニカ2」の一場面

 15日は配信終了後、「想像したクオリティーを超えている」「ここでしかできない体験」などSNSで多数の好評が投稿され現在チケット売り上げも好調。住倉さんは「第三回も構想中。ぜひその耳で体験してほしい」と笑顔を浮かべる。

 怪談の新しい形はまだまだ発展していきそうだ。

 「オカルトロニカ2・第二回公開配信実験」のチケット代は2500円で、視聴期限は1月29日23:59まで。

ツイキャス内サイト(https://twitcasting.tv/kaoss/shopcart/43007)で購入できる。    

 (玉川哲也)

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