怪談文庫で一番売れているのはこの人! 営業のK—新刊『闇塗怪談 醒メナイ恐怖』あらすじ公開!!
2019年竹書房怪談文庫売上1位(「闇塗怪談 解ケナイ恐怖」)
圧倒的人気を誇る「闇塗怪談」シリーズ、第5弾!!
表の顔は、金沢市に実在する塗料会社のごく普通のサラリーマン。裏の顔は、夜な夜な地元の怖い話を綴る人気ブロガー。怪談セールスマンこと【営業のK】の最新書き下ろし実話怪談!
あらすじ
「哺乳瓶」
身に覚えのない妊娠を告げられた女性。はたして自分はどんな子を産むのか? 臨月に近くなったころ、彼女の元に何者かが家にやってくる…。
「ヘビの加護」
ヘビ神を祀り、その恩恵を受けるために代々生贄を用意してきた一族。名前にとある漢字の入った者が供物になるのだが…。
「コレクター」
曰く付きのものばかりを集めたがる知人の新たなコレクションは、生きた人間を窒息死させて作ったというデスマスク。所蔵した日から災いが…。
「叔母」
叔母が自殺する前に預けていった風呂敷包み。以降、親戚の人間が次々に死んでいく。中は開けないでと言っていたが、いったい何が入って…?
「海で死ぬということ」
船乗りだった叔父が語ってくれた海の亡霊の話。大海原から突き出る1本の手は何を訴えているのか?船乗りたちが本気で怯える海の怪。
「爪切り」
石川県能登地方のある家では、夜に爪を切ることを固く禁じている。久々の帰省でつい切ってしまった男は想像を絶せる恐怖に直面する…。
「連れて帰ってよ」
口減らしの犠牲になった幼い魂を鎮めるために立てられた能登の山の中の神社。鳥居をくぐった途端、空気が変わり無数の声が聞こえてくる…。
「靴」
北アルプスで単独クライミングをしていた男は、ふと崖の上に子供靴が置いてあるのに気づく。何やら薄ら寒いものを感じるが、その夜本当に恐ろしいことが…。
――その他、金沢市中心部の事故物件の真実を描く「怪異の真相」、遊んで捨てた女の霊に祟られた男が藁人形に自分の皮膚を張り付け呪いを躱そうとする「身代わり」など、全28話オール書き下ろし、とびきり怖い話だけを収録!
商品情報
- 書名:闇塗怪談 醒メナイ恐怖
- 著者名:営業のK
- 発売日:2020/6/27 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価:本体650円+税
- ISBNコード:9784801922952
- シリーズ:闇塗怪談
著者紹介
営業のK
石川県金沢市出身。
高校までを金沢市で過ごし、大学4年間は関西にて過ごす。
職業は会社員(営業職)。
趣味は、バンド活動とバイクでの一人旅。
幼少期から数多の怪奇現象に遭遇し、そこから現在に至るまでに体験した恐怖事件、及び、周囲で発生した怪奇現象をメモにとり、それを文に綴ることをライフワークとしている。
勤務先のブログに実話怪談を執筆したことがYahoo!ニュースで話題となり、2017年「闇塗怪談」(竹書房)でデビュー。
好きな言葉は、「他力本願」「果報は寝て待て」。
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