竹書房怪談文庫TOP書籍一覧「超」怖い話 いななほ、 小田付ハツゐ、 加藤一、 久田樹生、 深澤夜、 渡部正和 「超」怖い話 巳
「超」怖い話 巳
■作品紹介
2014年【午】から始まった「超」怖い話・干支シリーズがついに【巳】にて完結! 執筆陣4人が最高の恐怖と不思議を持ち寄る怪の集大成!
市井の怪談を聞き集めて12年。
「超」怖い話 干支シリーズ完結!
「あのダム、疑似餌で人を釣るんだ」
釣り人が転落死するダムに浮かぶのはウキのような人魂で…
――「疑似餌」より
入居すると双子を孕む部屋
蛇が因縁の鍵となる忌み家
…ほか怖気だつ現代怪奇録!
東に祟られた人がいれば駆けつけ、西に呪われた人がいれば行って話を聞き、
南に取り憑かれた人がいれば心の丈を吐き出してもらい、北に力尽きた人の遺したものがあればそれをできるだけ具に拾い集めていく(巻頭言)
――本書はそうして世に生まれた聞き書き怪談録である。
ある人が臨死体験で見た世界…「問い」、古民家の庭に放置された空の檻から聞こえる唸り声…「売り物件」
母を襲う蛇を必死で殺す夢の意味…「蛇」
廃屋の撮影中に鳴る笛の音と押入れから出たリコーダー…「魔境の笛」
転居先で出会った少年に連れられて行った長屋で見た四人の不気味な母…「母ちゃん」
旅館に掛けられた動く少女絵…「日の丸構図」
他、生々しい恐怖が息づく46の怪!
午年から始まった「超」怖い話 干支シリーズが1周回り、巳年にて完結。
しかしウロボロスの蛇の如く、本書は終わりであり始まりである。
25歳以下の怪談作家を募集する大会「超-1/U-25」より見出された若い血が二人、本書にそそがれた。
ひとつの終焉とともに新時代の到来をここに宣言したい。
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この著者の作品
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着ル怪談
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infomation
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