竹書房怪談文庫TOP書籍一覧恐怖箱 つくね乱蔵 恐怖箱 厭怪
恐怖箱 厭怪
■作品紹介
怪談など怖くもない、子供だましだと言う方もおられるだろう。また、怪談が好きでこれまで相当怖い話を読んできたという方もおられると思う。だが、どちらの方にも改めてうかがいたい。「あなたの知っている恐怖は本物ですか?」と。口から魂が抜け出るような、読後に自分の中の何かが奪われていくような心許ない感覚を味わったことがないのであれば、まだ真の恐怖には触れていないはずだ。\悪霊、怨霊といった類は、人の悪意や怨念がその人の体を離れて独自の意思と生命を得、自由に動き出したものであるという説がある。負の念にはそれだけ恐ろしくて強大なエネルギーが秘められている。そして私達の誰もが負の感情を抱かずに生きることはできない。日々、私達の心から怪物が世に放たれてるとしたら……。自分とは無関係だと思っていた誰かの恐怖体験も、或いは過去の自分の悪意が原因かもしれないのだ。\怪談は他人事ではない――そう気付いた時、きっとあなたにも恐怖の真髄が見えてくる。
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