小田イ輔『実話コレクション 厭怪談』マンガ連載第8回!柏屋コッコ先生のインタビューつき!
なぜか身辺に怖い話、厭な話が、虫のごとくわらわらと集まってきてしまう…。そんな特異体質を持つ男が東北にいた!
小田イ輔。
実話怪談界のトップ・黒木あるじに「天性の引きを持つ男」と言われ、「東北の怪談ホイホイ」との異名も持つ。
そんな小田イ輔の人気実話怪談シリーズ「実話コレクション 厭怪談」が現在、柏屋コッコ先生の作画で漫画化、『 本当にあった愉快な話 芸能ズキュン! 』にて好評連載中です。
最新号『本当にあった愉快な話 芸能ズキュン!2月号』には、第8話「横切るもの」が掲載されています!
本当にあった愉快な話 芸能ズキュン! 2月号
<特集> テレビで見るだけで不愉快!? その芸能人は前科あり!!
【今月号のみどころ】薬物とヤバい動画流出で復帰は絶望?S尻エリカほか♦︎薬物&事故編 尾形未紀♦︎彼女から借りた100万円を踏み倒し別れた鬼畜・竹U涼真ほか♦︎DV&ドロ沼編 まみゅーだ♦︎全裸入浴写真&キス写真流出も完全スルーの川K麻衣子ほか♦流出編 山田ちるる♦︎
柏屋コッコ先生インタビュー
2021年になりました。
新年1発目、今回お届けする8話「横切るもの」、今回は「怖い」というより不思議な話…?
柏屋先生にお話を伺いました。
「まず初めに考えたのがこのお話のシチュエーションでした。道路、路地はどんなものなのだろう。お葬式の看板って最近たてないところが多いみたいだけどいつの頃のお話なんだろう、などです。昔はあった指さしの矢印も今は普通の矢印みたい。調べると、不謹慎ですが不気味な雰囲気が気に入り、描こうと思いました。今回のお話を拝読した時に最初に感じたのは『体験者さんはなんでこういうものが見えたのだろうか?』という疑問でした。私は霊感がありますが、このような経験はないのです。何かを伝えたかったわけでもない。目の前を横切ろうとしたとかの意志を感じるものでもない。特定の念がある感じでもないし、とても不思議。
その時にふと思い出したのは友達・Aの話。
Aが友人・Bと遊ぼうと待ち合わせしていたら、Bが車で現れて、その助手席に彼女の姉が座っていた。『お姉さんも来たの?』と思っているとBが『助手席にどうぞ』という。お姉さんがいるじゃないと思いながら近づくと助手席にいるはずの姉の姿がない。『あれっ?お姉さんどこ行ったの?』と聞くとBは『え? 私一人だけど…。さっき駅まで送ったんだけどね』というーー。
不思議に思ったAはその日のお姉さんの服装を聞いたところ、ボーダーのTシャツで、Bは『あたってる!』とびっくりしたそうです。今回のお話はこれに近いのかなと感じました。残像がその場に残っている。念はなくて、記録がその場所にこびりついていて、それが見えてしまった。もしかしたら亡くなった方はその道を子供の頃から使っていたのでは と推測しました。単純に不思議な現象だなあと思いましたが、起こりうることでもあると感じました。そこで、この話を現実味を付けさせたくて、シチュエーションにこだわりました」
怖いというより不思議な話。ぜひ味わってみてください。
それでは早速、第8話をちょい見せ!
道の脇に佇む黒い塊…これはナニ?!
子どものような真っ黒い影…いったいなんだコレは!!? 気になる続きは、現在発売中の『本当にあった愉快な話 芸能ズキュン! 2月号』にて!
ぜひチェックしてみてくださいね。
芸能ズキュン!公式HP
芸能ズキュン! – 竹書房・実話投稿マガジンWEBサイト|ほんゆ …
原作はこちら!
「実話コレクション 厭怪談」小田イ輔(竹書房怪談文庫)
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