恐怖に塗れたおもちゃ箱へヨウコソ… 6/27発売の恐怖箱テーマアンソロジー最新刊『怪玩』あらすじ公開！ 今回のテーマはおもちゃに纏わる怖い話！ | 怪談NEWS

あらすじ

――他、恐怖のおもちゃ箱に詰め込まれた戦慄の実話27篇！

著者と収録作品

●加藤一「玩具怪談」
…恐怖箱の箱詰め職人（編者）。今回は唯一、異色のアダルト怪談を収録。
●雨宮淳司「人形の話」
…少年時代の人形遊びがやがて予想外の怪異となって襲い来る。展開に痺れる一話。
●神沼三平太「唄い独楽」「ブロック遊び」「カシャンカシャン」
…猿がシンバルを叩く懐かしの玩具に纏わる怪談のほか、玩具の不気味さが際立つ実話揃い。
●高田公太「あらぬほうへ」「全ての母に幸せを」
…町のおもちゃ屋が語る怖い話。昭和の景色が浮かぶ、恐ろしくも哀切な怪談は必見。
●橘百花「重い音」「日常」「捨てればよかった」
…会社の先輩が寄こした邪悪なぬいぐるみ。人間の悪意が透ける怪談から、奇怪な目撃譚まで。
●つくね乱蔵「黒球」「お手玉」「流されて」「ドールハウスへようこそ」「くまさんのぬいぐるみ」
…玩具を取り巻く子供と親、家族の人間模様が時に切なく、時に恐ろしく迫りくる怪談５篇。
●戸神重明「バイク仲間とファミコン」「老女と人形」
…ゲームの中に死んだ友人が現れる奇怪な現象とその後の恐ろしい連鎖。手に汗握る怪談。
●内藤駆「思い出カメラ」「おもちゃの靴」
…立入禁止の魔の裏山で一体何があったのか。人形の小さな靴がカギとなる不穏な怪談。
●ねこや堂「遊び相手」
…ひとり遊びに興じる祖母の見えない遊び相手の正体は…。底冷えのする田舎怪談。
●服部義史「翻弄手玉」
…封印されていた禁忌の箱を開けたことから始まる凶悪な祟り。強烈な忌まわしさが漂う一作。
●久田樹生「小さき手―奇譚ルポルタージュ」
…体験者の心の深層にまで迫った渾身の取材記録。約40ページに及ぶ濃密な長編怪談。
●深澤夜「ジャック・イン・ザ・ボックス」
…本作唯一の海外怪談。イギリスの生家にあるびっくり箱の怪。真実を語らぬ両親が怖い。
●三雲央「救出」「願掛け」
…家の軒先に鈴なりに玩具を吊るした家。現代の住宅街のリアルな風景の中に潜む怪２篇を収録。
●渡部正和「物の音」「禁秘」
…子供の異変の影に、父親の隠された過去が見え隠れする薄ら寒い怪と、花札に纏わる怪を収録。

商品情報

• 書名：恐怖箱　怪玩
• 著者名：雨宮淳司 加藤一 神沼三平太 高田公太 橘百花 つくね乱蔵 戸神重明 内藤駆 ねこや堂 服部義史 久田樹生 深澤夜 三雲央 渡部正和
• 発売日：2020/6/27 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
• 定価：本体650円＋税
• ISBNコード：9784801922945
• シリーズ：恐怖箱

編著者紹介

加藤一　 Hajime Kato

1967年静岡県生まれ。Ｏ型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超－1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人（編者）としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』シリーズ、『「極」怖い話』シリーズ（以上、竹書房）、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ（あかね書房）など。

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