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禍き宝石か、花の如き怪。戸神重明待望の新刊『怪談標本箱 毒ノ華』あらすじ一挙公開!

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戸神重明の怪談標本箱シリーズ、最新刊!

昆虫や鉱石の標本の如く、全国から採話した怪と不思議をコレクション!

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あらすじ

「竹藪の中の家」

火の玉に股の間を潜られると死ぬ言われている山口県のある地区。ある日、竹藪に囲まれた家で通夜があり、火の玉が飛び出す…

「山手線の朝」

人身事故があった方面から線路の上を飛んでくる透明な生首。別の駅で再度同じ状況で目撃したそれと事故の関係は…

「横浜の二本の橋」

いつもと同じルートで運転しているはずが、橋を渡った途端に異界を彷徨ってしまう。原因は車内で交わした会話に…

「第一発見者」

山で排ガス自殺の車を発見し、通報した郵便局員。中で死んでいたのは偶然にも同業者で、そこから思わぬ凶事が…

「水路の魚」

神社の裏手を流れる水路でコイにパンをやっていると、墨色の奇妙な魚が現れて法螺貝のような声をあげる。神主は…

「福岡のループ」

病院の更衣室で新人看護師が目撃する黒い影。それを見た二人が自殺しているのだが、二人が見たものは別物で…。

「水門近くの家」

義親から逃れて借りた借家は、人柱を立てて完成した水路と無縁仏に挟まれた陰鬱な家。棲んだが最後、住人は…

「毒ノ華」

服毒、くも膜下出血、投身、首吊り、割腹。歴代の彼女が5人死んでいるという男。原因は最初の彼女の形見の魔法円…

他、妖しい光を放つ空恐ろしき実話、全37篇収録!

商品情報

著者紹介

戸神重明 Shigeaki Togami

群馬県出身在住。単著に『怪談標本箱』シリーズ(「死霊ノ土地」「雨鬼」「生霊ノ『群馬百物語 怪談かるた』『恐怖箱 深怪』。その他、『田舎の怖イ噂』『恐怖箱 煉獄怪談』『怪 異形夜話』など共著多数。地元の高崎市でイベント「高崎怪談会」を主催、その傑作選を纏めた『高崎怪談会 東国百鬼譚』では初の編者も務めた。多趣味で昆虫、亀、縄文土器、スポーツ観戦、日本酒などを好む。Twitterアカウント@togami10

怪読録Vol.49

【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ1話を人気怪談師が朗読します。

今回の語り手は糸柳寿明さん!

▶ 【怪読録Vol.49】ある怪談の取材中、奇妙な音がずっと…戸神重明『怪談標本箱 毒ノ華』より【怖い話朗読】

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