職場と書いて、地獄と読む！心霊怪奇から人怖まで…「社畜怪談」のあらすじまとめ公開！
パワハラに呪詛返し、弱者たちの復讐がいま始まる…。ブラックもブラックな、職場の実話怪談!
セクハラ、パワハラ、超過労働に集団イジメ…心霊からヒト怖まで、おぞましくも怖ろしい職場の実話怪談を、久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒の異色トリオがそれぞれの嗅覚で集めた超ブラックな1冊！
目次
あらすじ
「社畜の鏡」
自転車通勤の途中で車に撥ねられ、救急搬送された女性。その日は大事なプレゼンがあったが意識すらない。ところがその頃、会社に当の彼女から電話で仕事の指示が…
「認知の歪み」
経理課の社員を奇妙な術にかけ認知症のような状態にさせるセクハラ課長。その黒い力の秘密は会社にある創業社長が勧進したお稲荷様の祠にあった…
「選ばれた人」
出来が良すぎるため疎まれた中途社員が、パワハラの果てに自殺した。葬儀後、加害者だった社員たちが全員同じ夢に悩まされ始める。その夢の内容とは…
「徘徊する哄笑」
業績悪化でどんどんブラック化する会社。ある日、同じビルの下の階に入っている塾で子供の自殺があった。塾は撤退したが、深夜に残業していると下から笑い声が…
「目」
激務と上司からのパワハラで病んでしまった後輩。家に課長と部長が“出るんです”という謎の訴えに、彼のアパートに行ってみると、壁に奇妙な丸が…
華やかなフロアの下で
見た目は華やかだが裏は超ブラックなある大手デパート。だが、その店舗ではどんなに忙しくても23時以降の残業は禁止。その理由はロッカールームの曰くにあった…
「おめでとう」
初の女性管理職と期待される女性社員が妊娠。彼女は後進のためにと女性の働き方改革を推進する。産休前に、後輩のOLたちが安産守りをくれたが、その中身は…
「ギバーとテイカー」
ちょっとこれ～してくれない？と気軽に人の時間とアイデアを搾取してくる同僚。耐えきれなくなった彼女はある神社に神頼みに行くのだが、その効果は抜群すぎて…
……他、ストレスフルな職場で生まれた怨み辛みに端を発する信じがたい怪異と地獄、全15話収録！
商品情報
- 書名：社畜怪談
- 著者名：久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒
- 発売日：2020/8/28 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価：本体650円＋税
- ISBNコード： 9784801923867
- シリーズ：その他
著者紹介
久田樹生 Tatsuki Hisada
作家。小説から実話怪異譚まで手がける。代表作に「犬鳴村〈小説版〉」「ザンビ」「南の鬼談 九州四県怪奇巡霊」（竹書房）等。あな恐ろしや服飾系から工業系まで色々働いた経験あり。（社畜歴：25年）
黒碕 薫 Kaoru Kurosaki
小説家。『武装錬金』『るろうに剣心北海道編』（集英社／和月伸宏）のストーリー協力もしている。社畜歴はエンジニアリング会社で４年ほどだが、つらかった思い出しかない。その後外注で入ったゲーム会社はとても楽しかった。（社畜歴：4年）
佐々原 史緒 Shio Sasahara
作家。広告代理店勤務中に二人三脚漫画家の原作担当としてデビュー。2001年小説に転向。ホラー代表作は「1/2アンデッド」シリーズ（KADOKAWAファミ通文庫）。（社畜歴22年）※のべ
怪読録Vol.42
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ１話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は牛抱せん夏さん！
▶ 【怪読録Vol.42】採用面接で起きた奇怪な出来事――久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒『社畜怪談』より【怖い話朗読】
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