一寸先も恐怖! 小田イ輔〈怪談奇聞〉シリーズ待望の最新刊『怪談奇聞 嚙ミ狂イ』あらすじ一挙公開!
小田イ輔が刻む〈怪談奇聞〉シリーズ第4弾!
怪異を引き寄せる怪談蒐集家・小田イ輔の実話怪談、狂怖の最新刊!
あらすじ
「生まれ変わり」
幼い頃から人ならざる者が見えていた女性の前に、ある頃から小太りの中年の霊が現れる。その男が深々と頭を下げる理由とは――。衝撃のラストに身震い必至!
「現実的理解」
ある日、帰宅した男性は缶ビールを片手にテレビの前で寝落ちして、渓流釣りの夢を見た――傍の橋には言葉を発する首吊り死体。やがてその奇妙な夢は現実に――。
「その夜の逃げ切り」
深夜、田舎道で自損事故を起こしてしまった。携帯電話も持たずに出たため、事故連絡のために自宅へ歩いて帰ろうとするも、異界からの恐怖がその女性を襲う!
「幽霊ナビ」
とある温泉旅館で幽霊が出るという噂を耳にした怪奇愛好家は、念願の霊体験のために車を走らせた。しかしナビ通りに行くも一向に旅館は見えず、やがて驚きの場所に!
「みなし福の神」
ある屋敷の庭にある巨大な池は、当主の意向によって埋め立てられることになった。その奇怪な理由とは――。軽妙な語り口がクセになるインタビュー再現怪談!
「少年と朽ちもの」
昭和50年代の田舎。山裾に迷いこんだ少年が見つけたのは――廃神社と生気を失くしたぼろぼろの老人。いつ行っても変わらない姿の爺の恐ろしい正体とは――。
「紐」
「〇〇町~〇番地の二」という奇妙な歌を4歳になる娘が口ずさむ。現地に行ってみると縁もゆかりもないただの駐車場だが、娘のようすが突如として変貌し…。
「嚙み狂い」他
婚約者を亡くして途方に暮れた女性は、彼の魂を自分に降ろそうと決意する。いたこ修行のように心身ともに衰弱する壮絶な降霊術を試みた彼女のもとに――怪異が迫る!
――他、数多の怪奇譚を収録。
日常の裏側に潜む彼らはニチャリと口を開け、あなたの首筋を狙っている…!
商品情報
- 書名:怪談奇聞 噛ミ狂イ
- 著者名:小田イ輔
- 発売日:2020/9/28 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価:本体650円+税
- ISBNコード:9784801924079
- シリーズ:怪談奇聞
著者紹介
小田イ輔 Isuke Oda
『FKB饗宴5』にてデビュー。著書に『小田イ輔実話怪談自選集 魔穴』『FKB怪幽録 奇の穴』『FKB怪幽録 呪の穴』、「実話コレクション」シリーズ『厭怪談』『呪怪談』『忌怪談』『邪怪談』『憑怪談』、「怪談奇聞」シリーズ『祟リ食イ』『啜リ泣キ』『立チ腐レ』など。共著に「瞬殺怪談」「怪談四十九夜」各シリーズ、『FKB殲・百物語』『獄・百物語』『怪談五色 死相』など。
怪読録Vol.43
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ1話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は吉田悠軌さん!
【怪読録Vol.43】その鏡が白くなるときには、恐ろしいことが起きる……小田イ輔『怪談奇聞 嚙ミ狂イ』より【怖い話朗読】
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