不可解で不穏。奇抜でリアル。鈴木捧、注目の単著デビュー作「実話怪談 花筐」あらすじまとめ大公開！
新人ながらマニア好みの実話怪談が満載！
公募実話怪談大会「怪談マンスリーコンテスト」より新たな才能が発掘された。
一風変わった怪を独自の目線でじっくりと観察し、飄々とそれを綴る…そんな鈴木捧の単著デビュー作。
目次
あらすじ
「花瓶の中の世界」
廃墟マンションの部屋に残されていた仏壇とその中にあった花瓶。徳利型の瓶の底を覗いてみると何かが映っていて…
「宇宙人の涙」
クラスの暴君のいじられ役だったＵ君。お前、宇宙人だろ？と揶揄されてから、大人しかった彼の様子が一変する…
「指の話」
公園の林で見つけたアリジゴクの巣に似たすり鉢状の穴。中心に指を入れると、奇妙な感覚がして虜になってしまう…
「幽霊じゃないんで」
車窓から回したビデオカメラに映っていた白い人影。撮影者は異様な熱意でもって幽霊ではないと証明したがるが…
「ゲルニカ」
ピカソのゲルニカが黒塗りの絵に見えてしまう少年。戦争関連の写真もすべて真っ黒にしか見えないというのだが…
「本当に大切なこと」
占いがよく当たると噂の女子大生。特別に占う所を見せてもらった友人が目撃した異様な光景と不気味な質問とは…
「花筐」
ある日、祖母に届いた美しい花籠。祖母は「ようやく、来たんだねえ」と言うが、漢字五文字の送り主の正体は…
「百年後の未来」
繰り返し見る絶滅動物の展示室の夢。子供の頃によく行った実在の博物館だが、実際にはない展示が一つだけあって…
商品情報
著者紹介
鈴木 捧 Sasagu Suzuki
山羊座のA型。竹書房主催の実話怪談コンペ【怪談マンスリーコンテスト】において、最恐賞と佳作をそれぞれ3度受賞。最恐賞作品は「怪談最恐戦2019」（竹書房）に収録されている。趣味は山登りと映画鑑賞。
怪読録Vol.46
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ１話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は吉田悠軌さん！
【怪読録Vol.46】愛犬がとった奇妙な行動の恐怖——鈴木捧『実話怪談 花筐』より【怖い話朗読】 9/26 18時公開▼
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