四海全土の怪談が突き刺さる!丸山政也『奇譚百物語 鳥葬』百物語の怖いあらすじ見せます!!
世界中から怪異が群がる、丸山百物語!
世界各地に散らばる多様な怪談奇談を蒐集する丸山政也の百物語シリーズ最新刊!
あらすじ
七「落水荘」
フランク・ロイド・ライトが設計した名建築・落水荘。アメリカにあるこの著名な観光地で居るはずのない怪人物を視た。建物に度々現れたおんなの驚きの正体とは――
十五「鳥葬」
朝の爽やかな公園を歩いていると、遊歩道のベンチに鳥が群がっているのを見た。目を凝らすとそこには、とんでもなく凄惨な光景が広がっていて…。閲覧注意怪談!
二十六「寝言」
フランス・マルセイユにて。就寝中の友人が唐突に発したのは、なんと流暢なフランス語。まったく話せないはずの友人の口から紡がれた言葉の、恐ろしい意味とは…。
四十六「ロッキング・ホース」
ベルギー人の男性は幼い頃、借家の壁の奥から古い幼児用のロッキング・ホースを見つけた。それは夜ごとひとりでに軋む木馬で――。暗闇が怖くなる洋ホラー譚!
五十四「ダーツボード」
「ひとを呪い殺したことならありますよ」そう話し始めた一人のキャバ嬢。憎しみの果てにおこなった行為のおぞましい因果とは――。決して真似してはならない…
七十一「お粥」
戦時中のラトビアの田舎町。ナチスの迫害を命からがら逃れたユダヤ人家族を空き家の地下で匿っていたが、ある日男性が姿を見せ…。悲惨さと哀しさがつのる怪異譚。
七十五「紫陽花の咲く家」
色とりどりの紫陽花が咲き乱れる隣家を巡る噂――。妻が失踪したらしく、幽霊になってたびたび庭に現れるということだったが、そこには恐ろしい疑惑が隠されていた!
九十六「モニュメント」
ロシア旅行で古都サンクトペテルブルグを訪れた青年。何かに導かれるように郊外の駅を降り公園へ至ると、其処で思いもよらぬ奇妙な体験をする。異国歴史ロマン奇譚!
――など四海全土から群がる怪異99話を収録!
商品情報
- 書名:奇譚百物語 鳥葬
- 発売日:2020/10/29 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価:本体650円+税
- ISBNコード:9784801924321
- シリーズ:奇譚百物語
著者紹介
丸山政也 Masaya Maruyama
2011年「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞。「奇譚百物語」シリーズ、『怪談実話 死神は招くよ』『恐怖実話 奇想怪談』など。共著に「てのひら怪談」「みちのく怪談」「瞬殺怪談」各シリーズ、『怪談四十九夜 鬼気』『怪談実話コンテスト傑作選3 跫音』『怪談五色 破戒』『世にも怖い実話怪談』など。
怪読録Vol.48
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