病気・怪我・病院にまつわる怖い話!肉体と精神を攻撃する得体の知れない恐怖35篇――加藤一/編著『恐怖箱 心霊外科』あらすじ紹介!
精神と肉を蝕む怪。霊障による病気と怪我。最後の砦、病院の怖い話!
実話怪談ハンターたちがあるテーマのもとに、
各々取材してきた話を持ち寄る恐怖箱アンソロジー。
今回のお題は「病気・怪我・病院」。
呪いや霊障が原因と思われる人体の不調から、
誰しもいつかはお世話になる「病院」での怪異譚が大集結。
あらすじ
「退院前の出来事」
同じ日に退院が決まった二人の入院患者が、退院二日前の夜に体験した恐怖。後日、意外な符合が…。
「ロシアンごみ箱」
院長のデスク脇に置かれたペダル式のゴミ箱。その中身を見てしまった者は皆辞めていく。一体何が…
「流行怪」
大学のサークル内で流行した原因不明の奇妙な病気。口から何かを吐き出すと治るというのだが…
「診療所の歌声」
通学途中の廃業した古い診療所。ある日の帰り道、朽ちかけた建物に灯りが点っていて、中から歌声が…
「甕貯金」
患者を治療すると、掌が真っ黒になる整体師。押し入れの甕に治療代を入れると、なぜか掌は白くなって…
「なれはて」
拝み屋の祖母の血を引き視える女性。ある時、元同僚の頼みで強烈な呪いを掛けられた男を霊視するが…
「ナースキャップ」
昭和の頃、院長との不倫の末、婦長が自殺した病院。30年後、廃病院と化したそこで戦慄の事態が起きる…
「ファントム・ペイン」
仕事中の事故で左手首から先を失った板金加工会社の社長。だが、ないはずの指を舐られる奇妙な感覚が…
商品情報
編著者紹介
加藤一 Hajime Kato
1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。近著に『追悼奇譚 禊萩』『「忌」怖い話 小祥忌』など。
怪読録Vol.56
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ怖い話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は藤川弓さん!
▶ 【怪読録Vol.54】事故物件奇譚!身に覚えのない騒音の苦情、調べてみると――加藤一編著『恐怖箱 心霊外科』より【怖い話朗読】
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