板橋怪談会ほか生語りの怪談会を主催する著者渾身の初単著!――しのはら史絵『弔い怪談 葬歌』あらすじ公開!
著者渾身の単著デビュー作、鎮魂の恐怖実話!
実話怪談に魅せられ、「板橋怪談会」ほか精力的に怪談の生語り会を主催してきた著者が書き下ろす渾身の初単著。
亡き仲間と全ての霊に捧げる畏怖と鎮魂の怪奇譚!
あらすじ
「食べるべからず」
妊娠した妻に付き纏う不気味な男の子。不幸にも出産に至らなかったが、夫にはその心当たりが…
「話すべからず」
孫娘の七五三のお参りに居合わせた喪服の女性。不吉な影はその後も孫娘にとり憑いて…
「チェンジ・ザ・ワールド」
聴覚過敏で物事に集中できない少女。自らを発達障碍と疑うが、その原因は意外にも母と鬼に…
「創造主」
失業した父と一家の苦境を救いたい一心で子供が作ったダンボールの神棚。やがて何かが棲みつく…
「返したかったもの」
毎晩、夢に現れる火事で亡くなった同級生の少女。火に巻かれながら彼女が伝えようとする言葉は…
「鏡太郎さんの怪談」
通学路に現れるおくるみを抱えた幻の女〈だっこさん〉。叫び声をあげて消えるという彼女の正体は…
「ハリコサンとテディベア」
ゴミ捨て場から持ち帰ったぼろぼろのテディベア。繕ったそばから生まれる残虐な衝動の因縁とは…
「赤卒」
戦後間もない明石で寄り添い合った3人の戦争孤児。生きることを諦めようとした時に聞いた幻の歌とは…
商品情報
- 著者名:しのはら史絵
- 発売日:2020/12/28 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
- 定価:本体650円+税
- ISBNコード:9784801924994
- シリーズ:弔い怪談
著者紹介
しのはら史絵 Shie Shinohara
作家・脚本家。シナリオ、小説、漫画原作を手掛ける傍ら、幼少の頃から好きであった怪談蒐集に勤しむ。共著に『高崎怪談会 東国百鬼譚』(竹書房怪談文庫)『異職怪談~特殊職業人が遭遇した26の怪異~』(彩図社)『お化け屋敷で本当にあった怖い話』(TOブックス)、DVD出演に『本当にあったエロ怖い話~エロ怪談界紳士淑女の怪演~』(十影堂エンターテイメント)がある。共著者である正木信太郎氏と「板橋怪談会」を主催。不定期で「女だけの秘密の怪談会」も主催している。
怪読録Vol.59
【竹書房怪談文庫×怪談社】でお送りする怪談語り動画です。毎月の各新刊から選んだ怖い話を人気怪談師が朗読します。
今回の語り手は上間月貴さん!
▶【怪読録Vol.59】弔問に訪れた家で起きた奇妙な“大騒動”――しのはら史絵『弔い怪談 葬歌』より【怖い話朗読】
この記事のシェアはこちらから
関連記事