恐怖箱 白夜 | 竹書房怪談文庫｜竹書房怪談文庫

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■作品紹介

太陽の沈まぬ夜、真夜中の薄明――地軸の傾きによって起こる白夜はなんら不思議なものではないが、それでもやはり異様なものがある。「在り得ない世界」に迷い込んでしまったような、普段とは違う何かが起こるような……そんな妖しい気配に満ちている。昼と夜の狭間、曖昧な異空間は、此岸と彼岸の溶け合う場所にも似ていまいか。彷徨う霊たちが藻掻き蠢く、あの場所に……。3人の怪談ハンターが書き下ろす聞き書き怪談の競演集。永遠に来ぬ日没ように、終わらぬ悪夢がいま、幕を開ける！