竹書房怪談文庫 > 怪談NEWS > 新刊情報 > 現地徹底ルポ&実際に起きた怪事件・恐怖体験『実話怪談 犬鳴村』あらすじ・まとめ

現地徹底ルポ&実際に起きた怪事件・恐怖体験『実話怪談 犬鳴村』あらすじ・まとめ

Pocket

禁忌の里「犬鳴村」は実在するのか――?現地徹底ルポ&実際に起きた怪事件、恐怖体験を大収録!

犬鳴村書影

日本を代表する最凶の心霊スポット・旧犬鳴トンネル。
その先には、日本国憲法すら通じぬ謎の集落「犬鳴村」が存在する……。
映画『犬鳴村』で一躍話題となったこの都市伝説は、果たして本当に伝説にすぎないのであろうか?
これまで数多の怪奇スポット、恐怖の現場をその足で取材してきたルポルタージュ怪談の雄・吉田悠軌が村伝説を徹底検証、土地の歴史を紐解きながら、噂の真相と恐怖の裏側に迫る。
また、藪の中から突如現れた謎の言語を話す男との遭遇譚など新旧犬鳴トンネル、犬鳴峠、犬鳴ダム周辺で実際に目撃された怪奇現象、恐怖体験を記した実話怪談二十五篇も収録。
禁忌に触れる恐怖が背筋を駆けのぼる、実話怪談版・犬鳴村!

無料で読める怪談話や怪談イベント情報を更新しています

収録内容・目次

第1部 犬鳴村伝説とはなにか 吉田悠軌

「この先、日本国憲法つうじません」
犬鳴村伝説の広まり
杉沢村、樹海村について
新旧「犬鳴」訪問者インタビュー
・かつての「犬鳴」の姿とは―― 1970年~2000年(「朱い塚」管理人・塚本)
・現在の「犬鳴」の様子とは――2000年代(濱幸成)

☆犬鳴村特別座談会 (久田将義、住倉カオス、吉田悠軌)

第2部 犬鳴村実話怪談

「この電話番号は」 吉田悠軌
「公衆電話」 村上ロック
「〇三〇五」川奈まり子 *再録
「一緒に来てほしい」 日高屋四郎
「亥の子石」梨
「奇妙なライダー」鬼志 仁
「福岡トンネル」緒音百
「噂」 緒音 百
「そこにいたもの」おがぴー
「まっくろ」高倉 樹
「犬鳴の住人」月の砂漠
「嫌な音」月の砂漠
「先客」 月の砂漠
「地図アプリ」 菊池菊千代
「祟られ」坂本光陽
「犬鳴トンネルの写真」 坂本光陽
「水」ムーンハイツ
「何が見える?」 天堂朱雀
「先が見たい」 天堂朱雀
「「目的地」の女」キンブルヤスオ
「トンネルにて」アスカ
「遠吠え」アスカ
「ラジオチャンネル」 雨水秀水
「新犬鳴トンネル」 戸神重明 *再録
「隧道事故」神沼三平太

各エピソードピックアップ

犬鳴トンネル出口

「この先、日本国憲法つうじません」

犬鳴峠に立つと言われる、不穏な文言が刻まれた看板。近づいた者は一体どうなってしまうのか…?

出口上部

実際に起きた凄惨な〈事件〉

旧犬鳴トンネルを日本最恐スポットたらしめた酸鼻を極める数々の事件・事故を徹底紹介。

現地看板

犬鳴への〈訪問者〉

異界の地・犬鳴へと赴いた探求者たち――。臨場感あふれる恐怖体験満載の特別インタビュー!

座談会ロゴ

犬鳴村特別座談会

識者が集い、犬鳴伝説を歴史・民俗・カルチャーから多角的に読み解く激レアディスカッション!

電話

実話怪談「この電話番号は」

犬鳴峠にある電話ボックスから119に掛けた。しかし耳孔に響いたのは、戦慄の音声だった…

電話

実話怪談「公衆電話」

受話器から聞こえる母の声、そして迎える最悪の結末とは――。件の電話ボックスでまたしても怪異が起きる!

犬鳴トンネルへの道

「〇三〇五」川奈まり子

心霊スポットからの帰り道、道端で不可解な人物と遭遇した。そして帰宅後、寝室で恐怖が…

トンネル

実話怪談「隧道事故」

ツーリングに行った犬鳴峠で、仲間が不可解な事故に見舞われ帰らぬ人に―。そして本当の恐怖が襲う!

商品情報

犬鳴村書影

著者紹介(掲載順)

吉田悠軌 (よしだ・ゆうき)

著書に『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)、『恐怖実話 怪の残響』『恐怖実話 怪の残像』『恐怖実話 怪の手形』『恐怖実話 怪の足跡』(以上、竹書房)、「怖いうわさ ぼくらの都市伝説」シリーズ(教育画劇)、『うわさの怪談』(三笠書房)、『日めくり怪談』(集英社)、『禁足地巡礼』(扶桑社)など。
月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動。

村上ロック (むらかみ・ろっく)

俳優として白石晃士監督作品に多数出演。現在は、怪談師として新宿歌舞伎町にある怪談ライブバースリラーナイト歌舞伎町店に出演。モヒカン頭に学生服という一風変わった出で立ちの語り手。

川奈まり子 (かわな・まりこ)

イベントなどでも精力的に活躍中。『実話怪談 穢死』、「実話奇譚」シリーズ『呪情』『夜葬』『奈落』『怨色』、「一〇八怪談」シリーズの他『少年奇譚』『少女奇譚』など。共著に「瞬殺怪談」「怪談四十九夜」各シリーズ、『怪談五色 破戒』『現代怪談 地獄めぐり』など。

日高屋四郎 (ひだかや・よんろう)

怪談は読むほかに朗読を聞いたりします。

梨 (なし)

学生ライター。共同創作サイト「SCP財団」などを拠点に活動。

鬼志 仁 (きし・ひとし)

犬鳴トンネルがある福岡出身のシナリオライター。これまでに怖い話系の漫画原作の他、ゴルゴ13や名探偵コナン(アニメ)のシナリオを執筆。自称、ホラー映画研究家。

緒音 百 (おおと・もも)

佐賀県出身。自然豊かな田舎にて怪談や奇談に慣れ親しんで育った。大学時代に上京し、民俗学を専攻。語り継ぐことの楽しさに目覚める。趣味は旅行、温泉めぐり。

おがぴー (おがぴー)

本名、小鹿原崇師。薬剤師。稲川怪談や落語に出てくるような怪談、地域の伝説や伝承に出てくる怪異談が好きです。自身でも蒐集した話を語りや小説で表現する取り組みをしています。怪談最恐戦2018&2019大阪予選出場。

高倉 樹 (たかくら・いつき)

執筆・書籍デザインなど、本にまつわるよろず承りつつ、大阪天王寺にて日替わり店主の古本屋に参加中。好物はもさもさする食べ物。

月の砂漠 (つきのさばく)

東京都在住の放送作家。趣味は落語鑑賞と寺社仏閣巡り。血圧高めの恐妻家。

菊池菊千代 (きくち・きくちよ)

岩手県在住。男性。

坂本光陽 (さかもと・こうよう)

大阪府出身のネット小説家。書籍化作品は、「冷蔵庫」が掲載された『悪意怪談』。漫画原作者としては、『ハイリコ』(作画:箸井地図)、『クースー!』(相本一樹名義、作画:あおきてつお)、『プロデューサー ドリさん』(作画:西山和見)など。

ムーンハイツ (むーんはいつ)

島根出身のフリーの翻訳家。趣味で怪談収集をしています。

天堂朱雀 (てんどう・すざく)

徳島県生まれ。

キンブルヤスオ (きんぶる・やすお)

幼少の頃から稲川淳二氏の怪談話を聞いて育ち、現在まで怪談の世界に魅了され続けています。怪談作家を目指しています。

アスカ (あすか)

趣味の散策、写真、庭いじりに励んでおります。

雨水秀水 (うすい・しゅうすい)

平成生まれ。青森県出身。雪国の出身ですが、未だ、雪女に出会ったことはありません。

戸神重明 (とがみ・しげあき)

群馬県出身。単著『群馬百物語 怪談かるた』、『怪談標本箱』シリーズ『毒ノ華』『死霊ノ土地』『雨鬼』『生霊ノ左』、『恐怖箱 深怪』、編著『高崎怪談会 東国百鬼譚』他共著多数。昆虫、亀、縄文土器、日本酒を好む。

神沼三平太 (かみぬま・さんぺいた)

神奈川県茅ヶ崎市出身。O型。髭坊主眼鏡の巨漢。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、怪異体験を幅広く蒐集する怪談おじさん。猫好き甘党タケノコ派。最近は対面で取材したり、怪談会を開催したりが憚られるのが悩みの種。成長期よ永遠なれ。

関連作品

⭐同時発売! 『実話怪談 樹海村』▼

🎬大ヒット映画の書籍化!『〈小説版〉犬鳴村』▼

この記事が気に入ったら
フォローをお願いいたします。
怪談の最新情報をお届けします。

この記事のシェアはこちらから


関連記事

ページトップ